膝が腫れる・むくむ・力が入りにくい…そんな時に確認したいこと
こんにちは。整体院しん院長の今井です。
膝の痛みや違和感は、ある日突然強くなるわけではありません。小さなサインから始まることがほとんどです。先日来院された方も、激痛というほどではないものの、歩いていると膝に違和感が出たり、足がむくんだような感覚があったり、力が入りにくいという症状を感じていました。
特徴的だったのは、朝起きた時は比較的楽なのに、歩いているうちに徐々に症状が強くなる
何が原因で膝の痛みが出てしまったのでしょうか?
実際に状態を確認すると、膝周囲に軽い腫れがあり、水が少したまっているような状態でした。膝に水がたまるというのは、体が「これ以上負担をかけないでください」とサインを出している状態でもあります。
そのため、膝が腫れている時や熱感がある時に無理をして歩いたり運動したりすると、さらに負担が増えてしまうことがあります。まず大切なのは、膝を休ませることです。
今回の方も、朝の症状が軽いということは、寝ている間に膝へ体重がかからず、炎症が落ち着いているということです。逆に日中に悪化するということは、歩き方や体重のかけ方に問題があると考えられます。
実際に確認してみると、かなり強いつま先重心、さらに足首の動きが硬く、特に土踏まずのクッション機能が十分に働いていない状態でした。
本来、歩く時には足裏・足首・股関節が協力して衝撃を吸収しています。しかし、足首が硬かったり土踏まずが潰れていたりすると、その負担が膝へ集中してしまいます。また、指先がうまく使えていない場合も、歩く時に膝へねじれのストレスが加わります。
そこで今回は、膝そのものよりも、
- 足の指
- 土踏まず
- 足首
- 股関節
を中心に調整していきました。
足の指を動かしやすくし、土踏まずがクッションとして働くように整え、足首の動きを改善していくことで、歩いた時の違和感やむくみ感が軽減していきました。
他にも筋肉や関節のバランスなども細かく調整しましたが今回特に大きなポイントになったのは「足」の柔軟性でした。
では、施術だけでなくご自身でできる対策が気になりますよね。
まず第一に、膝が腫れている時や熱を持っている時は無理に歩きすぎないことです。
「運動しないと悪くなるのでは?」
と思う方も多いのですが、炎症が強い時はまず負担を減らすことが優先です。そのうえで、歩く前や立ち仕事の前に次のような準備運動を行ってみてください。
① 足の指を一本ずつ動かす
② 足首をゆっくり回す
③ 股関節を大きく回す
意外かもしれませんが、膝が痛いからといって膝ばかりを動かす必要はありません。膝の上下にある関節がしっかり動くようになるだけでも、膝への負担は減りやすくなります。
特に今回のケースでは
親指の硬さ
土踏まずの硬さ
足首の動き
が大きく関係していました。膝の痛みというと、多くの方が
「変形性膝関節症になったらどうしよう」
「このまま歩けなくなるのでは」
と不安になります。
もちろん病院での検査が必要なケースもありますが、実際には初期段階で適切なケアを行うことで、負担を軽くできる場合も少なくありません。
大切なのは、我慢し続けることではなく、早めに体からのサインに気付くことです。膝も股関節も、状態が悪化してから対応するより、違和感の段階でケアを始めた方が時間的にも身体的にも負担が少なくなります。
「少し気になるな」
「最近歩くと違和感があるな」
そんな時こそ、体を見直す良いタイミングかもしれません。