呼吸エクササイズで自律神経を調節しよう

こんにちは
整体院しん院長の今井です。今回はうつ病・めまい・耳鳴りなど自律神経失調症でお悩みの方に、少しでも楽になってもらうために記事を書きます!
自律神経というとなんだか難しくて、薬でしかどうすることもできないと感じてしまいますよね。
実は唯一自分の意思でセルフケアをする方法があります。それが《呼吸》によるセルフケアなのです。
呼吸には大きく分けて3種類の方法があります。
①胸式呼吸:普段行っている呼吸
②腹式呼吸:主に寝ている時にする呼吸
③肩式呼吸:運動時などにする呼吸
自律神経症状でお悩みの方は、おおよそ②腹式呼吸が上手くできる人が少なく、③肩式呼吸に関連する筋肉がカチコチなことが多いです。
③肩式呼吸が中心になってしまうと、エネルギーの流れが上に向いてしまい「あっぷあっぷした状態」になりやすく、想像・妄想・悲観など頭で考える負担が非常に多くなってしまいます。自律神経もまた「興奮状態」となり、症状が出やすくなります。
②腹式呼吸を行うと、エネルギーの流れが下(腹)に流れて、頭で考える以外の事に意識が向くようになり、リラックス状態になります。
うつ病や頭痛持ちの人を施術していて思うのが、内臓が硬い人が多い事です。内臓も自律神経と密接な関係であるため、連動しています。例えば、肝臓が硬い人はイライラしやすいとか。
自律神経や内臓などまとめてセルフケアできる方法が《呼吸》になるのです。
《呼吸》セルフケアで意識をすることは2つで
①できる限りゆっくり呼吸する
②呼吸に意識を向ける
この2つになります。ゆっくり呼吸をする事で、肩・胸・腹・腰にある筋肉全てに刺激が入り、呼吸に意識を向けることで、頭ではなく身体の感覚が研ぎ澄まされます。
息が吸いやすくなると、酸素が身体中にめぐり、細胞が活性化をして自然とエネルギーが湧いてきます。たくさんはやらなくてもいいです。3回ほどゆっくりとした呼吸をするとお腹のあたりがポカポカしてきて全身が温まってきますよ。
うつ病・頭痛など自律神経症状でお悩みの方はぜひ、《呼吸》を試してみてくださいね!
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次回もお楽しみに!
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