首だけが原因と思ってませんか?

こんにちは
整体院しん院長の今井です。今回はストレートネックに関してです。首や肩が痛いから病院に行ってレントゲンを撮ったら「ストレートネック」ですねと言われた方もいるかもしれません。
ただ、湿布や痛み止めをもらって何もしてもらえないことが多いようです。
ストレートネックの原因と解消法を紹介しましょう。
ストレートネックと言われると、首の骨がまっすぐになって痛みがあり「首が悪いんだ!」と思うかもしれません。実はそこに落とし穴があります。
まず第一にストレートネックの原因として、「スマホの見過ぎ」があります。
「スマホを持つ姿勢と目を酷使すること」で首に過度な負担がかかり、ストレートネックの大きな原因になります。
手っ取り早く良くしたいならば、スマホを見る時間を大幅に減らせばいいのです。
そう言われても、なかなかスマホを手放せないですよね?
ストレートネック解消で大切になってくるのがスマホの見方と筋肉のケアです。
まずスマホの見方を変えることで首の負担を減らしましょう。
ヒトは何か小さいものをよく見ようとした時に、無意識に顎を前に出して顔を近づけます。この顎を前に出して顔を近づけることを控えていきましょう。
ポイントは肘を机や自分のお腹に置いて、スマホを持つことです。
そうすることで、スマホが顔の高さになり無理に顔を近づけなくても済みます。スマホの位置を少し高く設定することで首の負担を減らすのです。
続いて、筋肉のケアです。
ストレートネックの人は、後頭下筋群(頭の付け根)と菱形筋(肩甲骨の内側)の筋力低下が起きているケースが多いです。
後頭下筋群のセルフケアからお伝えします。
①仰向けになる
②温めた手を首と後頭部に当てる
③首が暖かくなるまで深呼吸をする
後頭下筋群は酷使しされて血流不足で固くなっているケースが多いです。しっかりと温めて血流を回復させることで本来の機能を取り戻せます。
菱形筋のセルフケアは
①仰向けに寝る
②腕を45°に広げて肘を曲げる(立てる)
③肘で床やベッドを押し付ける
④胸が少し浮くぐらい力を入れる
菱形筋は肩甲骨を中心に寄せる筋肉です。肘を押した際に、肩甲骨が背骨によっていく感じがすればベストです!
ストレートネックはスマホの見過ぎで起こることが多く、知らず知らずのうちに体に負担をためてしまいます。スマホの見方(体の使い方)や筋肉のケア(姿勢修正)をしっかりすることで、ストレートネックのお悩みを解消していきましょう!
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