整体師が伝える体質改善のヒント
こんにちは。整体院しん院長の今井です。
春になると、くしゃみや鼻水、目のかゆみでつらい思いをされる方が増えてきます。花粉症は「季節のものだから仕方ない」と思われがちですが、体の内側から見ていくと、そこにはきちんとした理由があります。
花粉症は、体の免疫が花粉を“敵”だと誤認識してしまうことで起こります。本来、花粉は命に関わるような有害なものではありません。しかし免疫のバランスが崩れていると、体は必要以上に反応してしまい、ヒスタミンなどの炎症物質が分泌されます。その結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった症状が現れます。
ここで大切なのは、「免疫が弱い」のではなく、「免疫が過剰に働いている」という点です。つまり問題は、免疫力そのものよりも“バランス”にあります。
では、なぜ免疫のバランスが崩れてしまうのでしょうか。大きく関係しているのが、腸内環境と自律神経です。免疫細胞の約7割は腸に存在するといわれています。
腸内環境が乱れると、免疫のコントロールがうまくいかなくなり、アレルギー反応が強く出やすくなります。また、ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、炎症が起こりやすい体の状態になります。
整体の現場で見ていても、花粉症が強く出る方は、呼吸が浅く、背中や首が硬くなっていることが少なくありません。呼吸が浅いと横隔膜の動きが悪くなり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。首や背骨の緊張も、神経の伝達に影響します。体の緊張が続くことで、免疫のブレーキが効きにくくなるのです。
日常生活でできる対策としては、まず睡眠をしっかり確保すること。そして湯船に浸かり、体を温めることが基本です。特に首やお腹を冷やさないことはとても大切です。また、深い呼吸を意識するだけでも自律神経は整いやすくなります。ゆっくり鼻から吸い、長めに吐く呼吸を1日数回行うだけでも変化があります。
食事面では、腸内環境を整えることを意識します。味噌や納豆などの発酵食品、野菜や海藻、きのこ類などの食物繊維は積極的に取り入れたい食材です。
また、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は炎症を抑える働きがあり、花粉症対策としてもおすすめです。ビタミンDも免疫調整に関わる栄養素ですので、鮭やきのこ類、適度な日光浴も意識してみてください。
一方で、砂糖の多いお菓子や加工食品、アルコールの摂りすぎは腸内環境を乱しやすく、炎症を強める可能性があります。私もよく上記のものを飲食をしますが完全にやめる必要はありません。花粉症の時期だけでも少し控えてみるのも一つの方法です。
花粉症は、単なる季節の症状ではなく、体からのサインでもあります。薬で症状を抑えることも大切ですが、体の土台を整えることで、年々軽くなっていく方もいらっしゃいます。整体では、背骨や首の調整、呼吸の改善、内臓の緊張を緩める施術を通して、自律神経と免疫のバランスを整えていきます。
つらい症状に振り回されるのではなく、体を整えながら春を迎えられるように。花粉症をきっかけに、ご自身の体と向き合う時間をつくってみるのも良いかもしれません。体は、整えてあげればきちんと応えてくれます。
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