免疫を高めるために取ってみたけど逆効果でした

こんにちは
整体院しん院長の今井です。乳酸菌というと、体に良い!便秘が治る!免疫が上がる!などいい事ばかりなイメージがあるのではないでしょうか。
もちろん、乳酸菌を摂取することでのメリットもありますが、実はデメリットも多いことをご存知でしょうか?私の体験談をもとに乳酸菌に関して、知識を深めてもらえたらと思います。
10月〜11月にかけて、皮膚炎や風邪症状がひどく体調を崩すことがありました。この時、乳酸菌が免疫を上げると知っていたため、乳酸菌飲料を毎日飲んでいました。※乳酸菌はバイオジェニックスという方法で摂取しており、乳酸菌1兆個をとっていました。
しかし良くなるどころか、少しずつ悪化していく体を見て、「もしや!」と思い乳酸菌の摂取を控えてみました。すると1週間ほどで症状が半分程度に収まり、2週間たってほぼ全快まで回復しました。
なぜ、免疫を高めるはずの乳酸菌が悪さをしていたのか気になり、調べてみました。
乳酸菌を知るために、著 宇野良治「乳酸菌と食物繊維が腸を壊す」を読みました。この本から乳酸菌や食物繊維に関する情報を得て、共感できる点が多くありました。
まずポイントとなる点として
・腸内環境を酸性に傾ける
・乳酸菌と食物繊維を多くとるとガスが沢山作られる
・乳酸菌は善玉菌でなく弱悪玉菌
ということです。
乳酸菌は腸内で短鎖脂肪酸を作り、腸の粘膜を保護することから体に良い菌として認識されていました。しかし、量を多く摂取すると腸内環境が酸性に傾きやすくなります。
腸内環境が酸性に傾くと、乳酸アシドーシスと言って血液の中も酸性に傾きます。この結果、私は皮膚炎がひどくなったり、風邪をこじらせたりしてしまったのです。
基本的に乳酸菌は摂取した方が良いものと思いますが、自分の体調や摂取する量などを考えた方が良いということを今回学びました。
自分の健康は自分で守る。
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