首の痛み、揉むだけでは逆効果!?

こんにちは
整体院しん院長の今井です。今日は「首の痛み」について、少し詳しくお話ししていきます。首が痛いと、多くの方は首周りを一生懸命揉んだりマッサージしたりしますが、実はそれが逆効果になることもあるんです。
首の痛みの原因が、首そのものではなく、もっと下の部分――胸椎や腰椎、骨盤の歪みによって引き起こされているケースがとても多いからです。
首の骨は「頸椎(けいつい)」と呼ばれ、背骨の中でも上部に位置し、頭を支える重要な部分です。この頸椎は、骨盤、腰椎、胸椎といった下からの支えの上に成り立っています。
そのため、例えば胸椎が右に歪んでしまうと、頭が左に傾いてしまい、バランスを取ろうとして首が無理に力を入れ、その結果、右側の首に痛みや張りが出てしまうのです。
つまり、首の痛みは首だけの問題ではなく、姿勢や骨格全体のバランスが深く関係しているということ。首がつらいときこそ、腰椎や胸椎の歪みを見直し、背骨全体の動きを改善することが大切です。
そのためにオススメなのが「ストレッチポール」
頭から骨盤までの長さがあるポールに仰向けで寝ることで、背骨全体にアプローチできます。寝ているだけで背中の動きにくい部分がわかり、自然と姿勢が整いやすくなります。
また、マッサージボールやテニスボールを使って、肩甲骨周りや背中の筋肉を緩めてあげるのも効果的です。肩甲骨の周辺には首の動きに関係する筋肉がたくさん付いているため、ここを緩めることで首の負担も軽減されます。
首に不調を感じたときは、ぜひ全身のバランスを意識し、無理に首だけを触らず、根本から整えていくことを心がけてくださいね。
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