腱鞘炎の原因は〇〇の使い方にあった?

こんにちは
整体院しん院長の今井です。今回は腱鞘炎に関してお話します。当院にも、手首や肘の痛みなどで来院されている人が多くいるのですが、問診を進めるとやっぱり〇〇の使い方がおかしい。
手首だけでなく〇〇の使い方を変えるだけで、腱鞘炎は楽になったりします。
では〇〇とはなんなのか気になりますよね?早速お話ししましょう。
タイトルのようになぜ湿布で腱鞘炎が良くならないのかというと、日常生活で手首の負担を軽減できていないからです。湿布を貼って痛みを抑えたとしても、根本の体の使い方が変わるわけではありません。
結果、再発して痛みが出てしまうのです。
そして腱鞘炎の厄介なところが、先ほど説明した負のサイクルで再発が増えると、腱鞘と腱の動きが悪くなり、手首の硬さや指が動かしにくくなったりします。
こうなるとさらに厄介で、最悪の場合は手術になるかもしれません。
こうなる前に、なぜ腱鞘炎が出るのか、〇〇の使い方とはなんなのかを知っておきましょう。
では〇〇の使い方とはなんなのでしょうか?
それが「指」の使い方です。
腱鞘炎と「指」はとても密接な関係があり、お互いに影響しあっているのです。
では「指の使い方」とはどういったことなのでしょうか?
簡単なテストをしてみましょう。
①普通に手首を回す ②指先を握り込んで手首を回す
この2つの動きを比べたときに、手首の回しやすさはいかがでしょうか?②の指先を握った方が回しづらかったですよね?これが筋肉と運動の関係なのです。
腱鞘炎が起こる一番の原因が、「指先を握り込んだ状態で手首を動かす」ことで腱を痛めてしまうことです。例えば、フライパンを持って、手首で返すなど
「指先を握り込んで手首を動かす」ことを日常生活の中で極力減らすことが、腱鞘炎の早期回復の第一歩となります。
そんなこと言っても、家事をしていると使っちゃうんです!という声がありました。確かに、料理・掃除・買い物などどうしても先ほどのNG行動をしてしまうことがありますよね。
そんな時の対処法もあります。
ポイントは「指先で握らないこと」です。
指の第2関節や第1関節で握るようにしましょう。この握り方は虫様筋にぎりと言って、手首の負担を減らして握ることができます。
腱鞘炎に関しては、根本的に筋肉の使い方を変えていく必要もあるので、無理せずに身体の専門家に相談しましょう!
自分の健康は自分で守る。
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