あまり知られていない意外な原因がありました。

こんにちは
整体院しん院長の今井です。本日は肩の痛みについてです。肩の痛みというと五十肩や腱板損傷などが有名でこれらに関連する施術をすれば痛みが減ることがほとんどです。
しかし、中にはなかなか見ない症状の方もいます。もし今からお伝えすることを自分自身に当てはめてみて、どれだけマッチングするのか調べてみてください。
まず、今回お伝えしたい症状が「副神経障害」というものです。
副神経とは『脳神経』の1つで、脳みそから伸びた12本の(末梢)神経のうちの1本です。副神経とは主に首の筋肉(胸鎖乳突筋)と肩の筋肉(僧帽筋)を動かしている神経で、障害されると下記のような症状が出ます。
・肩(肩甲骨)が上がらない ※腕は上がります
・力を入れにないと肩甲骨が下に下がる
・首を振り向きにくい、痛い
などなど。

五十肩と大きな違いが、肩甲骨を上に上げられない症状が判断のポイントになります。
副神経は脳神経の1つですので、脳の病気と関連して引き起こされることが多いですが、稀に頭と首の骨や筋肉に圧迫されて障害されることがあります。
なので、肩ばかり意識して施術をしても効果が出にくいのです。
もちろんお客さんは「副神経障害」など知るわけがないので「肩の痛みです」「五十肩かな?」と首を傾げながら来院されました。僕も初めは五十肩を疑いましたが、何かおかしい。運動を確認していく中で「副神経の働きが弱っている」と判断をしたのです。
最近は、YouTubeなどSNSで簡単にセルフケア方法などが知れるようになりました。
しかし、自分の体の状態を知らずにやってしまうと、思わぬアクシデントに陥るかもしれません。信頼できる身体のプロの方と関係性を築いておく事も、今後の人生を健康に過ごすためにも大切かもしれませんね。
自分の健康は自分で守る。
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