腸からくる不調とは?肩こり・腰痛との意外な関係
こんにちは。整体院しん院長の今井です。
腸というと、多くの方は「食べたものを消化して栄養を吸収する場所」というイメージを持っていると思います。もちろんそれは大切な働きです。でも実は、腸はそれだけではありません。体全体の調子に深く関わっている大切な場所なのです。
たとえば、気分を安定させる働きを持つ「セロトニン」という物質があります。これは睡眠や気分の安定にも関係していますが、その多くは腸で作られています。つまり、腸の調子が悪くなると、なんとなく気分が落ち込みやすくなったり、眠りが浅くなったりすることもあるのです。
また、腸は体の守り(免疫)にも関係しています。腸内環境が乱れると、体の中で小さな炎症が起こりやすくなります。この小さな炎症が続くことで、だるさや疲れやすさ、そして慢性的な肩こりや腰痛につながる可能性もあります。
そして、整体の現場でとても感じるのが「お腹と姿勢の関係」です。腸はお腹の中の大部分を占めています。お腹が張っている状態が続くと、自然とお腹が前に突き出て、背中が丸まりやすくなります。いわゆる猫背の姿勢です。猫背になると、肩や首、腰に負担がかかり、肩こりや腰痛が出やすくなります。
実際に、当院でもお腹の張りが強い方は、肩こりや腰痛を同時に訴えることが多くあります。お腹まわりをやさしく整えることで、「肩が上がりやすくなった」「腰が軽くなった」と変化を感じられる方も少なくありません。
また、盲腸の手術や帝王切開など、お腹を切る手術を経験された方から「その後お腹が張りやすい」「妊婦さんのように前に出る感じがある」というお話を聞くことがあります。当院でも、こうした手術の経験がある方に、肩こりや猫背、腰痛の悩みが多い印象があります。
これはあくまで臨床で感じている傾向ですが、お腹に手術のあとがあると、その部分が硬くなりやすく、動きが悪くなることがあります。すると体全体のバランスが崩れやすくなり、肩や腰に負担がかかるのではないかと考えています。
体はすべてつながっています。肩が痛いからといって、原因が必ず肩にあるとは限りません。腰がつらいからといって、腰だけが悪いとは限らないのです。
腸は、消化だけでなく、気分や睡眠、体のバランスにも影響を与える大切な場所です。
なかなか改善しない肩こりや腰痛があるとき、「もしかしたらお腹の状態も関係しているかもしれない」という視点を持つことは、とても大切です。
腸を整えることは、体全体を整えることにつながります。内側から整えることの大切さを、ぜひ知っておいていただければと思います。
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