睡眠の質を高める3つの方法を大公開

こんにちは。整体院しん院長の今井です。
今日は、多くの方が悩まれている「睡眠」についてのお話をしていきます。
睡眠の悩みといっても、その症状や原因は人それぞれです。
たとえば、「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」「朝早くに目が覚めてしまう」といった睡眠障害には、いくつかのタイプがあります。
今回はこの3つのパターンに分けて、それぞれに合った対策方法やセルフケアをご紹介していきます。
まず、寝つきが悪いタイプの方についてです。これは、体が興奮状態にあり、リラックスモードにうまく切り替えられないことが原因のひとつとして考えられます。こういった場合は、まず体をしっかりとリラックスさせてあげることが大切です。
簡単な方法として、「力を入れて抜く」リラックス体操がおすすめです。やり方は、
肘をぎゅっと曲げてパッと伸ばす、
手首をぎゅっと曲げてパッと伸ばす、
指先をぎゅっと握ってパッと開く。
足も同じように、股関節、膝、足首を順番にぎゅっと力を入れてパッと抜きます。
ポイントは、力を入れる時間を3秒以内にすること。
5秒以上になると、逆に交感神経が優位になってしまい、目が覚めやすくなることがあります。
この体操によって、筋肉の緊張がゆるみ、自然とリラックス状態に導かれやすくなりますよ。
次に、夜中に何度も目が覚めてしまうタイプの方についてです。
このタイプは、特に夜間にトイレへ行きたくなって起きてしまうというパターンが多くみられます。
これは、日中に足や下半身に溜まった水分が、寝る際に横になることで全身を巡り、おしっことして排出されやすくなるからです。
この対策としては、ふくらはぎの筋肉をしっかり動かすことがポイントです。
日中のうちに、立った状態でかかと上げを10回、これを3セットほど行いましょう。
さらに、かかとを上げた後につま先をギュッと握るように力を入れることで、ふくらはぎの奥の筋肉までしっかり働き、より効果的になります。
これによって血流が良くなり、体内の水分がうまく循環・排出され、夜中に目が覚める回数が減ることが期待できます。
最後に、朝早く目が覚めてしまうタイプについてです。
このケースは、ストレスや自律神経、ホルモンバランスの影響が関係していることがあります。
たとえば、「明日は早く起きないと」「お弁当作らなきゃ」「朝から仕事がある」など、無意識に緊張してしまうことで、早く目が覚めてしまうのです。
逆に、翌日に特に予定がないときはぐっすり眠れた、という経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
このタイプの方には、内観や瞑想を取り入れることをおすすめします。
内観とは、自分の状態を静かに見つめ直す時間のこと。
夜、眠る前に目を閉じてゆっくりと呼吸をしながら、今日一日を振り返ったり、自分の気持ちを整理してみてください。
こうした「自分と向き合う時間」をつくることで、ストレスが和らぎ、自然と睡眠の質が良くなるケースも多いです。
今回は、睡眠障害の3つのタイプについて、それぞれに合ったセルフケアやアプローチをご紹介しました。
少しでも「あ、これ私かも」と思われた方は、ぜひ試してみてください。
そして、「やってみたらよく眠れたよ!」といったお声がありましたら、LINEでも構いませんのでぜひご連絡くださいね。
自分の健康は自分で守る。
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