心も身体の整う最新セルフケア

こんにちは。
整体院しん院長の今井です。
本日は、「なかなか取れない体のだるさや疲れを効率よく解消する方法」についてお話ししていきます。寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めてしまうといった睡眠の悩みにも効果が期待できる内容ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「最近、なんだか疲れが抜けにくいな」「朝起きてもスッキリしない」そんなふうに感じている方は多いのではないでしょうか。そのような方の体では、老廃物や余分な水分がたまり、うまく循環・排出されていないことが多くあります。
特に、日中に長時間座ったまま過ごすデスクワークなどをされている方は、下半身の循環が悪くなりやすく、足にむくみや老廃物がたまりやすい状態になっています。その結果、体が重だるく感じたり、慢性的な疲労感を抱えてしまうのです。
これらの老廃物や余分な水分を体の外にしっかりと流していくためには、筋肉の「ポンプ機能」をうまく働かせることが大切です。筋肉を動かすことで血流がよくなり、体内のめぐりが改善され、老廃物の排出がスムーズになります。
そのため、ウォーキングや軽いジョギングなどの運動を日常生活に取り入れることが、疲れやむくみの改善にとても役立つのです。
また、筋肉がうまくリラックスできていないことも、疲労が抜けにくくなる原因のひとつです。無意識に体に力が入り続けてしまっていると、常に筋肉が緊張した状態になり、体全体にストレスが蓄積されてしまいます。
このような状態が続くと、睡眠の質にも悪影響を与え、「寝ても疲れが取れない」「眠りが浅い」などの不調につながってしまうのです。
そこでおすすめなのが、「一度しっかりと力を入れて、その後に一気に力を抜く」という動作です。この方法を取り入れることで、筋肉の緊張がリセットされ、血流が改善されやすくなります。
やり方はとても簡単です。
以下のように、各関節ごとに「ぎゅっと力を入れる→パッと力を抜く」という流れで行います。
セルフケアの手順:
・肘:両肘をぎゅっと曲げて10秒キープ → 一気にパッと脱力
・手首:手首を思いきり反らせる・曲げるを繰り返し → その後パッと脱力
・膝:膝をしっかり曲げて10秒キープ → パッと力を抜く
・足首:足首をぐっと上に引き上げて10秒 → パッと脱力
・股関節:立ったまま膝を引き上げるように力を入れる → 力を抜く
ポイントは、「しっかり力を入れること」と「完全に力を抜いてリラックスすること」。この“緊張と緩和”の切り替えが、筋肉の深い部分にアプローチして、全身の巡りを改善してくれます。
このケアを一通り行うだけでも、体がスッと軽く感じたり、ポカポカと温まってくるのを実感できるはずです。お風呂上がりや寝る前など、リラックスした時間に取り入れてみてくださいね。
最近なんとなく「体がだるい」「疲れが取れにくい」と感じている方は、ぜひこの簡単なセルフケアを一度試してみてください。ご自身の体と向き合う、優しい時間にもなりますよ。
自分の健康は自分で守る。
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