自律神経と血流から考える回復の仕組み
こんにちは。整体院しん院長の今井です。朝起きても疲れが取れない。しっかり寝たはずなのに、体が重い。肩や腰がなんとなく痛い。
そんな状態が続いている方は、もしかすると体が「休むモード」に切り替わっていないのかもしれません。
体が回復するために大切なのは、酸素と血流です。
細胞は、酸素を使ってエネルギーを作っています。ところが、血流が悪くなると酸素が十分に届かず、細胞はうまく働けなくなります。その結果、疲れが抜けにくくなったり、むくみやだるさが出やすくなったりします。
では、なぜ血流が悪くなるのでしょうか。
一つの原因は、筋肉がうまく力を抜けていないことです。
筋肉が緊張したままだと、周囲の血管を圧迫し、流れが滞りやすくなります。いわば、体が軽い酸欠状態になっているようなものです。老廃物も流れにくくなり、疲労感が積み重なっていきます。
ここで大切なのは、「ゆるめよう」とするだけでは不十分なことです。
実は筋肉は、しっかり使ってあげることで、結果的にゆるみやすくなるという性質があります。
筋肉は、縮む・伸びるを繰り返すことでポンプのように働きます。この動きがあることで血流が促され、自然と緊張が抜けやすくなります。軽い屈伸運動や腕の上げ下げなど、単純な動きでも十分です。縮める・伸ばすを繰り返すことがポイントです。
もう一つ大切なのが、筋肉を包んでいる「膜」の動きです。
筋肉が固く感じるとき、実際にはその周囲の組織の滑りが悪くなっていることがあります。そういう場合は、強く押すよりも、皮膚をやさしくさすることが効果的です。
皮膚を横に動かすようにさすることで、表面の滑りがよくなり、筋肉が動きやすい環境が整います。動きやすくなれば、力の出し入れもしやすくなり、結果的に循環が改善していきます。
まとめると、
・筋肉をしっかり使って、縮める・伸ばすを繰り返すこと
・体をやさしくさすり、動きやすい状態を作ること
この2つが大切です。
肩まわり、腕まわり、太もも、ふくらはぎ。
こりやすい部分だけでなく、全身を意識して行うことで、血流は大きく変わります。
血流が整うと、酸素が行き届き、細胞が元気に働きはじめます。
その結果、朝のだる重さが減り、「ちゃんと休めた」という感覚が戻ってきます。
疲れが抜けないときは、無理に頑張るのではなく、
まずは体を「動ける状態」に整えてあげること。
それが、休むモードへ切り替える第一歩です。
自分の健康は自分で守る。
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