あなたは腱鞘炎でなかなか良くならずにお悩みだと思います。なぜ良くならないのか、何をすれば良いのか、少しでも心身ともに楽になりやすいように「腱鞘炎」のことをお話しします。

腱鞘炎は骨と筋肉をつないでいる腱を包み、腱が滑らかに動くよう支える滑車のような働きをする組織(腱鞘)がこすれ合って炎症を起こす病気です。

手首・親指を動かして痛むものが「ドケルバン病」

指の曲げ伸ばしで痛むものが「ばね指」

と呼ばれています。

主な原因としては、姿勢の歪みや日常生活のストレスを無理に抑えていたり、慢性的な心身の疲れが蓄積することで引き起こされます。

これらは神経の興奮を司どる交感神経が活発になり、筋肉が過剰に固くなります。結果、指先や手首に負担が溜まり痛みが出やすい身体になってしまうのです。

腱鞘炎と診断された多くの人は、整形外科などに通い「痛み止め」「湿布」を使用されることがほとんどだと思います。

しかしこうした薬物治療は一時的に症状を抑え込んでいるだけてあり、薬が切れてしまうと再度症状が出てきてしまいます。その場しのぎの対策となってしまい、根本的に腱鞘炎の原因を解消しているわけでないのです。

マッサージなども気持ちが良いかもしれませんが、原因を解消しているわけではありません。逆に筋肉への強い刺激によって、身体の負担が溜まり症状を悪化させてしまう恐れもあるのです。

では、腱鞘炎の解決にはどういったことが必要なのでしょうか。

腱鞘炎になる原因は人によってまちまちです。

・強い精神的な負担・生活環境の急な変化・職場でのストレス・更年期など精神的面から、・過度な疲労・身体的な障害・姿勢の歪みなど身体的な面で本当にたくさんの原因が挙げられます。

腱鞘炎にて悩まれる方にはある共通点があります。それが「身体の歪みが強い」ことで筋肉や自律神経が正常に働きづらくなっているのです。自律神経は痛みとも密接な関係があります。身体はとても繊細にできており精神的な負担によっても歪みが起こることがあります。

全身の歪みを整えて自律神経が正常に働きやすくすることで「腱鞘炎」の克服をしてください。